「未来の自分」ならやると思っていないか?
未来の自分、理想の自分のために何か取り組みたいと考えていることはあるだろうか。
自分の場合はこのブログが1つこれに当てはまる。
しかし、自分に必要なことだとわかっていながらも、実際にはここ数ヶ月全く取り組めていなかった。
原因は様々だが、そのうちの1つにこんなことを考えていたような気がする。
「未来の自分はやっているだろう」
なぜか自分の中では未来の自分はちゃんとやっていることになっていたのだ。
ところが、実はこれはよくあることらしい。
「スタンフォードの自分を変える教室」という本でこのことが説明されている。
私たちは未来の自分のことをまるで別人のようにとらえています。すっかり理想化してしまい、いまの自分の手には負えないことでも、未来の自分ならできるはずだと高をくくります
実際に「未来の自分なら難しいこと、大変なことができる」と考えてしまう傾向にあることが実験からも出ているようだ。
しかし、結局未来の自分、理想の自分など存在しない。存在するのは「いつもの自分」だ。
「いつもの自分」の延長線上に「未来の自分」がいるのだ。
このことを考えると「今日できなければ未来でもできない」のだ。
だからこそ、このブログの更新も先延ばししたらその先もやらないだろうなとわかり、更新することができた。
何か理想の自分のためにやりたいこと・やるべきことがあるなら、
「今の自分がまずやろう」
未来の自分が本当に理想の自分になっているかどうかは「今の自分」にかかっているだろう。
今回引用した本はこちら